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悪質なSEO会社の見分け方

悪質なSEO会社

「SEOが重要なのは分かっているけど、自分でやるのは面倒」
「SEOについて調べてみたけれど難しくて自分でやる自信がない」
このように思っているサイトの運営者は少なくないようです。確かにSEO対策として行うことは多く、知識がない人からすれば難しく思うかもしれません。従って、自分の代わりにSEO対策を行ってくれるSEO会社に依頼することを検討する人もいます。
しかし、注意しなければいけないのは、調べもせず安易に依頼してしまうことです。SEO会社への依頼には「落とし穴」があることも。今回、悪質なSEO会社の特徴や、依頼すべきSEO会社の選び方を紹介します。

目次

悪質なSEO会社に依頼するとどうなるの?

悪質なSEO会社と聞いて、多くの人は金銭面の損失を考えることでしょう。決して安いとはいえない金額を支払い成果がなければ、時間の無駄ともいえます。
しかし、もっと悪い事態になってしまうと、検索結果に自身のサイトが表示されないという可能性も考えられるのです。自身のサイトが検索結果に表示されなくなると、そのサイトを削除しゼロからサイトを作成する以外に方法はありません。今までの苦労が水の泡となってしまいます。
情報社会である近年では口コミなどが広がりやすく、悪質なSEO会社が減りつつあるとはいえ、今でも間違いなく存在しています。実際、悪質なSEO会社に依頼してしまい被害に遭ったというお客様からのご相談はなくなることがありません。

まさに落とし穴!依頼してしまうとすぐに気が付けない

SEO対策は、すぐに効果を確認できるものではありません。どのような対策であっても、ある程度の時間が必要です。そのため、悪質なSEO会社に依頼してしまっても、すぐに気が付けない恐れがあります。SEOの専門である会社に依頼したからといって安心していると、気が付けば取り返しのつかない事態に陥っていることも。
さらに、悪質なSEO会社はさまざまな手段で成果があるように誤魔化します。最悪の場合、悪質なSEO会社に依頼していることにすら気が付けないかもしれません。悪質なSEO会社には十分に気を付ける必要があるといえるでしょう。

悪質なSEO会社を見分ける必要がある

被害者が減らないなか、さまざまな人が悪質なSEO会社に対して警告しています。SEOにとっての要ともいえるGoogle検索の専門家であり、企業やエンジニアに指導し正しい知識をもってもらう活動をしているエバンジェリストの金谷氏はTwitterで以下のように言及しています。

SEO会社へ依頼する前には、しっかりとSEO会社について調べることを強く勧めています。とはいえ、金谷氏のようにSEOに知見のある方に相談できればベストですが、なかなか難しいことでしょう。従って、自分で悪質なSEO会社であるかどうか見分ける必要があるといえます。

悪質なSEO会社を見分ける!「悪質なSEO会社の特徴」

悪質なSEO会社を見分けるには、依頼する前にSEO会社を調べることが大切です。とはいえ、SEOに詳しくない人にとって、正しく判断できるか不安に思うことも少なくないことでしょう。そこで、悪質なSEO会社を見分けるための「悪質なSEO会社の特徴」を3つ紹介します。
しかし、特徴に該当する会社がすべて悪質であるとは限りません。あくまで悪質なSEO会社によくみかけるポイントです。

悪質なSEO会社の特徴1:強引で一方的な営業を仕掛けてくる

電話営業や訪問営業をしてくる会社には注意するとよいでしょう。もちろん、SEO会社にも営業は必要ではありますが、ここでいう電話営業や訪問営業は「強引」「一方的」に該当する営業です。
悪質なSEO会社は実績がないため、さまざまなトークで契約を結ぼうとする傾向にあります。営業に注力するあまり、肝心のSEO対策が疎かになっているとも考えられるでしょう。突然の訪問営業の熱心なトークにつられて契約したものの、SEO効果がなかったというケースも少なくありません。

悪質なSEO会社の特徴2:成果を出すことを保証してくる

たとえば、次のような文言には注意が必要です。「必ず、◯か月以内に検索結果の表示順位を◯位以上にします!」「検索順位保証!効果がなければ返金します!」このような保証型のSEO会社は、すべてとは断言しませんが悪質なSEO会社の傾向にあります。
なぜなら、SEO対策において検索順位を保証することはできないからです。SEOの対象となるGoogleの検索エンジンに携わっている関係者でも、「検索順位の1位は必ずとれるものではなく、順位は保証できるものではない」と発言していたといわれています。
検索結果の順位を決めるルールである「アルゴリズム」は200以上あり、それらは複雑に関係し合い日々進化していきます。さらに、アルゴリズムの詳細は公表されていません。つまり、SEO対策に決まった正解はなく順位の保証は確約できるものではないのです。良いSEO会社というのはその説明が行われるといえるでしょう。
とはいえ、順位の保証ができないからといってSEO会社に依頼する意味がないというわけではありません。適切な対策を施せば、検索結果の表示順位はあげることができ、流入数が増えるからです。
ただ、検索順位を決める仕組みであるアルゴリズムは200以上あり、複雑に影響し合っていますので、順位は常に変動し、1位を獲得した実績があったとしても一時的な結果であった可能性もあります。
よって、信用できる実績は、どれだけの期間において順位をキープしているか、といった具体的な数値で表されるものになります。

悪質なSEO会社の特徴3:「被リンクを大量に増やす」など間違った方法を採用している

悪質なSEO会社であるかを判断できる、非常に有効的な判断ポイントです。数年前までSEO対策として、被リンク対策というものが多く行われていました。アルゴリズムの穴をついた本質ではない施策です。現在、Googleでは被リンク対策が行われるとペナルティを課す方針をとっています。
従って、SEO対策の施策案として「被リンクを大量に増やす」ことをあげた場合、SEOに詳しくない会社である可能性が考えられます。注意したいのが、被リンクがすべてペナルティの対象ではないということです。あくまで被リンクを「大量」に増やすことや、「被リンク対策のみを行う」ことが不適切であるということです。
また、サイトのコンテンツ量をとにかく量産することを施策とするSEO会社にも注意しましょう。不適切な被リンク対策と同じようにペナルティの対象です。悪質なSEO会社は「検索キーワードをできるかぎり盛り込むこと」や「とにかくコンテンツを増やすこと」を提案する傾向にあります。「◯記事で◯円です」「コンテンツSEOの時代です!」といった営業トークなどが顕著です。
適切なSEO対策では、「適切なキーワード量」を用いて「質のよいユーザーのためになるコンテンツ」を作成する必要があります。ただ単純に検索キーワードやコンテンツを量産すればよいわけではありません。誤った方法をSEO対策としている会社は、SEOへの知識が乏しい悪質なSEO会社であると判断できるでしょう。

必見!良いSEO会社を選ぶためのチェックポイント

悪質なSEO会社の特徴を知ったあとは、良いSEO会社を選ぶためのチェックポイントを知っておきましょう。どれも難しい内容ではないため、簡単にチェックできるポイントともいえます。正しく判断し、成果が期待できる会社を選ぶことが大切です。
紹介する3つのチェックポイントを意識しながら、時間をかけてじっくりとSEO会社を選ぶことをおすすめします。

チェックポイント1:具体的な施策を安易に提示しないか

SEO対策をする本来の目的・最終的な目的は、「ユーザーに商品購入や資料請求などのアクションを起こしてもらうこと」であり、そのために多くの流入が期待できる検索結果の上位表示を目指し、自身のサイトを分析し改善していきます。つまり、適切なSEO対策はサイトごとに異なるといえるでしょう。
どのような対策が最適であるのかを考えるにあたって、まずは現在のサイトの状況を分析し、更にはユーザーのニーズを調査する必要があります。従って、具体的な施策を聞かれてすぐに答えられるものではありません。もしSEO会社が安易に具体的な施策を提示してきたのであれば、要注意です。
良いSEO会社は一般的なSEO対策やおおまかな施策は答えても、具体的な方針はサイトをある程度分析してから答える傾向にあります。自身のサイトのために考えられた施策の提案であるか、求めているユーザーのアクションをしっかりと把握しているかをチェックするようにしましょう。

チェックポイント2:相場よりも明らかに安い金額ではないか

悪質なSEO会社に限ったことではありませんが、相場よりも安い金額が提示された場合は注意することをおすすめします。SEO対策には、それ相応の時間や手間が必要です。そうであるにも関わらず相場よりも明らかに安い金額を提示するということは、必要な時間や手間をかけてくれない恐れが考えられます。
依頼する側としては安い金額であるほうが助かりますが、それなりの金額が必要であることを念頭においておきましょう。

チェックポイント3:SEO会社の評判や実績

依頼する前に、SEO会社の評判や口コミを調べてみましょう。場合によっては、悪質な会社として情報共有がされていることや、依頼した際の体験談が公開されていることもあります。他者からの評判は貴重な判断材料のひとつです。
ただし、一部の評判を鵜呑みにしないように注意が必要です。おすすめのSEO会社をランキング形式でまとめているサイトなどは、情報元が明らかでないことも少なくありません。先入観をもたずに判断しましょう。
さらに、自身のサイトのジャンル、もしくは類似したジャンルの実績があるかもチェックするとよいです。適したSEO対策は、ジャンルや目的(商品購入・資料請求など)によって異なります。実績があれば、自身のサイトのジャンルに知見があると考えられ、信用できるひとつの基準となることでしょう。
また、知り合いにSEO対策について聞いてみることもおすすめします。SEO会社に依頼したことがあるかもしれません。効果を実感したという意見ならば、そのSEO会社を紹介してもらうのもよい方法です。
もちろん、深く検討せずに依頼を即決しないように注意しましょう。知り合いのサイトの方向性とSEO会社の方針が一致し、成果がでた可能性も考えられます。自身のサイトでも成果が期待できるかを吟味することが重要です。

SEOの知識が少しでもあると見分けやすくなる

悪質なSEO会社の特徴や、良いSEO会社であるか判断できるポイントを紹介しました。しかし、一番間違いない見分け方は「正しいSEO知識を少しでも身につけて、自分で適切な対策であるかを判断する」ことです。悪質なSEO会社は、SEOに対する知識が豊富ではない人をターゲットにします。悪質なSEO会社にとっては、無知であればあるほど営業がしやすいといえるでしょう。
そのため、SEOの知識を少しでも身につけておくことが、悪質なSEO会社を見極める最善の方法です。自身でSEO対策をする時間の余裕がないという人にとって、SEOを学ぶ時間を作るのは難しいことでしょう。しかし、ほんの少しでもSEOに対して知っておくことが大切です。
また、GoogleからもSEO会社を選ぶ際のポイントが公表されました。一部を紹介します。

引用:Google SEO業者の利用を検討する

まとめ

悪質なSEO会社の特徴や見分け方、さらには良いSEO会社を選ぶポイントを紹介しました。この記事を公開した目的は、悪質なSEO会社の被害に遭わないでいただきたいという願いからです。SEO会社への批判や自分の力でSEO対策を行うことを促すわけではなく、被害に遭わないための参考になれば、という思いがあります。
また、同時にお伝えしたいのは、SEOについて基本的なことを知っておくと、被害に遭うリスクが減り、良いSEO会社を選べるということです。

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